記憶の宮殿なんて脳内に持てないから、外部に記憶。


by sakanapo

宮部みゆき「模倣犯」

模倣犯1
宮部 みゆき / 新潮社
ISBN : 4101369240




1~5巻まであって長かったけど面白く読めた。
映画は見てないけど、中居くん主演なんだっけ・・・?
本読んだかぎりではちょっとイメージが違う感じだなぁ。

長期連載ものって独特の大河ドラマ的な雰囲気を持つけれど
まさにそんな感じで、事件そのものの進展と共にさまざまな人の
事件を通した変化や人間関係の動きを一緒に味わうことができます。

犯人は誰?という形式で進んでいく小説ではなく、真犯人は初期に
読者には判明していて、本筋はいかにして犯人を特定し追い詰めるかという
コロンボ・古畑的な展開。
最終的に自供?に追い込む際のロジックはちょっとエーッという感じも
するけれど、犯人が事件を計画した際の思い入れを利用した、ということで
なんとか納得かなぁ。確かにカタルシスはあります。

ちなみに、冒頭で出てきた犬の名前がいきなり「キング」で吹きました。
さすが宮部さん。
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by sakanapo | 2006-12-04 19:54 | 読書日記