記憶の宮殿なんて脳内に持てないから、外部に記憶。


by sakanapo

どんでん返しの映画2本

何やら、年末から今月にかけて検索ワード「海辺のカフカ」で飛んでくる方が
多いようで・・・。最近の春樹作品の中では人気出やすいとは思いますが。
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ラストで「エェーー!?」と驚いてしまうような映画を見たいなーと思って
慎重にネタばれを避けつつ情報収集してまず2本借りてきました。

・真実の行方
 大司教が殺され、血まみれの少年(エドワード・ノートン)が現場から逃走、
 容疑者として逮捕された。スノッブな有名弁護士(リチャード・ギア)は
 売名のため彼の弁護をかって出るが・・・

・アイデンティティ
 洪水寸前の大雨に降り込められた町はずれのモーテルにさまざまな
 事情で集った10人の客。女優と運転手、3人の家族、新婚カップル、
 警官と護送中の囚人、コールガールあがりの女性。そしてモーテル管理人。
 やがて、次々と人が殺されて・・・

どちらも楽しめたけど、個人的評価は以下の通り。

・真実の行方    ★★
・アイデンティティ ★★★★



・真実の行方

基本的にわりと地味な法廷ドラマだったりして。エドワード・ノートンの演技力を
楽しむ映画です。農夫くさいリチャード・ギアは添え物になっちゃいますね。
ノートンの役、最初はディカプリオがやる予定だったとか?

・アイデンティティ

低予算なんだろうけど、とーっても面白かった。
上記にあげたストーリーのほかにもうひとつストーリーがあって、そちらは
こういう内容。
「連続殺人犯として死刑宣告を受けたマルコム・リバースと言う男の執行前夜、
 彼の日記が物証となり、精神に異常をきたしている疑いが出てくる。
 彼の死刑執行を見直すため、関係者が一同に会するが・・・」
これと、上記のストーリーがどういう関係を持つのかがキモです。
ちなみにどうやらモーテルに集まった人々は全て同じ誕生日のよう。

冒頭でマルコムの個人的生い立ちなどが語られているのですが
そこにヒントがありまくりでしたね!後から思えば、だけど・・・

警官の背中の血痕から「実は彼が囚人で入れかわっているんじゃ?」とは
思ってたけど、2人とも囚人だったとは~。
真犯人も怪しい席外しがあったりしたんで疑ってたんだけど
終盤の怒涛の展開で頭からすっぽり抜け落ちていました^-^;;

どうでもいいことですが警官役のレイ・リオッタが伊良部そっくりw
不法侵入のころ、こんな顔だっけな・・・?

期せずしてどちらもハッピーエンドか?と思わせて急転直下のバッドエンドで
解離性同一人格障害を扱ったもの。
映画のネタとしてこうも多いと、どんでん返しに使いやすい題材とはいえ
安直にすぎるかなという印象があります。「またこれかよー」って思っちゃう。
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by sakanapo | 2007-01-25 10:58 | 映像・観劇