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記憶の宮殿なんて脳内に持てないから、外部に記憶。


by sakanapo

キサラギ

評判いいらしいということで近所のシネコンで見てきました。

ストーリー:
ビルの一室に互いに面識のない五人の男たち(家元、オダ・ユージ、スネーク、安男、イチゴ娘)が集まってくる。この日は、自殺したアイドル、如月ミキの一周忌で、彼らはファンサイトを通じて知り合ったのだ。如月はあまり人気のないD級アイドルで、一年前にマネージャーの留守番電話に「やっぱり駄目みたい」などというメッセージを残し、自宅マンションに油を撒いて火をつけ、焼身自殺していた。自殺の動機は仕事の悩みなどと新聞では報じられたが…(Wikipedia)

基本シチュエーションは「12人の怒れる男(優しい日本人)」。
ただし登場人物は基本的に5名のみ、とかなりこじんまりしてます。

第一エンディングに至る道筋はかなり分かりやすく、手がかりもきちんと
提示されているので予想がつく人が多いのでは。
(「命より大事」も分かったけど、唯一「地震」の手がかりは気づかなかった!)

なのでここは家元あたりが真犯人で、というどんでん返しを期待してたんですが、
なんだか中途半端な第二エンディングしかなくて、これなら第一エンディングで
終わってくれてよかったのになーという印象でした。


・オダ・ユージ役をユースケ・サンタマリアにやらせるのは反則な気が!

・香川照之、カピ信のいとこ?だったかな、親類らしいのですが
 なんとなく面差しが似てるなぁと感じるシーンがたまにありました。
 ラストのラッキィ池田ダンス頑張ってましたね!

・小栗旬て背が高いだけのシャクレじゃん、と思ってたけどなかなか良かった!
 小出なんとかは一本調子でうざったい(これは脚本によるところも大きいが)
 のに対して演技に幅があって飽きさせなかった。
 塚地もすっかり俳優ゾーンに足を踏み入れてますね。
 そこそこ演技の下地ができてて見た目にインパクトのある人物って
 使いやすいんだろうなぁ。
by sakanapo | 2007-09-09 00:31 | 映像・観劇