グリーン・マイル映画版
2007年 11月 18日
WOWOWで放映してたのでいい機会と思ってTV前にお茶持って鎮座。
長かった。でも見てよかったよ。思ってたよりずっと原作に忠実でした。
ちょい泣けかけた。
・ビターバックがいい感じに坂本龍一に似ていたのが気になる。
・ドラクロワの髪型がいい感じにITっぽいのが気になる。
・トム・ハンクスって制服似合いすぎ。背筋の伸び方がいい。
なんつーか、現場叩き上げの上役がはまるね。背広組じゃなく
あくまで制服組がいい。
・トム・ハンクスとゲイリー・シニーズ(息子を犬に噛まれた弁護士役)が
しゃべってるとどうしてもフォレスト・ガンプがダブる。
役者の名前が思い出せなくてずっと「あ、エビの人、ダン中尉だ!」と思っていた。
・ドラクロワとジョン・コーフィの処刑前のお祈りシーンがどちらもカット
されていたのが残念。2人とも彼らの生い立ちを感じさせる個性的な
お祈り文句ですごく好きなシーンだったのにな。
・メリンダの罵詈雑言がとってもソフトなものになっていた。
上品げな老婦人が病気のせいで口汚く・・・というのがよかったけど
映画だから仕方ないかな。
・ほかにカットされてて残念だったのは
・老人介護施設のパーシー的職員
・ポールの妻の事故死エピソード
・逆に追加されていたエピソードは
処刑前のJ・Cにせがまれて活動写真(フレッド・アステアの「トップ・ハット」だそうな)
を見せてやり、その映画が老人介護施設のTVに映ってポールが席を立ってしまう
という泣かせ話。
・ミスター・ジングルスの演技、ほとんどCGかと思いきや99%は実物の
演技だと聞いてびっくり。マウスヴィル作れるね。
ちなみに字幕で「フロリダにあるネズミ園」とか連呼されると
どうしてもネズミーランドを連想して笑ってしまう。そうか、あれが
マウスヴィルだったのか。入場料10cだったらどんなにいいか…!
・ラストの台詞は原作通りだし、J・Cはほんとに巨大でお目々うるうるだし、
ドラクロワがミスター・ジングルスの芸を披露する時のフランス語の
口上も聞けたし、パーシーがお漏らししちゃう場面で「ウェットモア」がらみの
ジョークもやってくれたんで、マニアックな観点でも大満足でした。
ブライアー・リッジ精神病院にパーシーが行った(転属ではなく入院)
ことに関してはもっと強調してもいいんじゃないかと思ったけど(笑